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シャーロックノート2 試験と古典と探偵殺し 円居挽

これもなかなか面白かった。
シリーズ二作目ですが、最初は静かな事件からいろいろ絡み合いながら最後に私的裁判になりそこから後ろにあった悪意が浮かびあがる。
なかなかいい、ミステリーです。

シャーロック・ノートII: 試験と古典と探偵殺し (新潮文庫nex)


シャーロックノート 円居挽

よかった。
この人は丸太町ルヴォールしか読んでなかったけど、その時感じたロジックの展覧会すぎて何か機械的すぎてひやっとしたものしか感じられなかったので、それ以降読んでいなかったですが、この作品はひやっとがなかった。
ミステリーとしても、物語としてもワクワクする感覚がありいい。
結構、作品出ているから追っていきたいと思います。

シャーロック・ノート: 学園裁判と密室の謎 (新潮文庫nex)


探偵少女アリサの事件簿 東川篤哉

まあ、ミステリーとしてはなかなかやっぱり面白いですね。ただ、やっぱりこういうお手軽シリーズばかりになってるのがなあって感じてしまいます。久々に長編読みたいなあ。
あるいは純喫茶一服堂の四季みたいな連作の中の仕掛けがある作品読みたいですね。
下品だろうが、なんだろうがこの人には大仕掛けの長編ミステリーを読みたい。

探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて


図書館の殺人 青崎有吾

今作もなかなか面白かったです。細かな証拠からロジックを積み重ねるやり方はさすがですし、テクニックはどうにいってますね。あとは、探偵たちも含めたキャラのいろいろ騒がしさも物語に華をそえていますね。
裏染の過去、後ろに何かが流れている空気が出てきているし、時代設定が最初はオンタイムだけど、今からすれば過去の話になっている。
なっているからこそ、その時間のだけ、何かを仕込んでいるのかな。
水族館から少しずつ入れてきて、短編集ではその仕込みの一端かもしれないのを見た気がします。
あとはもし、その仕込みがあるとしたらミステリーという空間の中で美しくロジックで
みせてほしいなあ。
期待しています。

図書館の殺人


武士道ジェネレーション 誉田哲也

まさか出るとは思わなかった第四弾。
シリーズとして前作で、綺麗に終わった感もあったのですが、でも今作もなかなか面白かった。
二人を軸にしながら、剣道を通して恋愛、結婚、など人生を描いている。
ただただ懐かしく面白く読めました。

武士道ジェネレーション


交換殺人はいかが? 深木章子

六作からなる本格ミステリー連作集です。そこそこ作品としては短いですが、しかしその短い中で本格のガジェットとロジックによる解決それも密度の濃くて良かったです。丁寧でいい作品集でした。

意外に時代が長く行ったりきたりするのでただ普通のミステリーではないのも良かったです。

交換殺人はいかが? じいじと樹来(じゅらい)とミステリー


あぶない叔父さん 麻耶雄嵩

事件自体はひねくれてはいなかったですが、事件に関わる中での構図がひねくれてますね。
さすが麻耶雄嵩
なんというか、主人公の青春が歪んでる風に感じちゃうし、危うい青春ですし、一歩変えたら神様シリーズみたいな展開になりそうですし、叔父さんはなんというか探偵役かなあと思ったら裏切られるし、ただのミステリーは麻耶雄嵩さんは書かないですね。

あぶない叔父さん